4月19~20日東京本校におきまして、
『第22期プロフェッショナル・ファスティングマイスター検定(一級検定)』の前期課程が開催されました。
今期は新規受講の方が5名参加され、再受講は11名もの方が全国から参加。上級講師としてご活躍の鳥居希美先生、小脇夕先生、間宮智子先生、むらかみさと子先生、三橋朋子先生、清水枝里子先生、田村紀久美先生が再受講されました。
一級検定前期は、徹底的に学びの場となり、2級検定までに習得してきたことの『なぜそうなるのか?』を徹底的に深掘りしていきます。
まず最初の『細胞概論』は、ファスティングマイスター検定から
健康美容食育士まで、すべての講座で講師を務めている大人気講師の
原佳子先生が担当しました。
この『細胞概論』では。。。
細胞内各器官の名称と機能(核、小胞体、ミトコンドリアなど)
細胞膜とその役割(脂質、オメガ3の重要性など)
ミトコンドリアとエネルギー産生酸化と活性酸素について
DNAとRNA(タンパク質合成の流れ) などを学びます。
続いて『生理学概要』。講師は、内科医師の野口医療顧問が担当しました。
内科医師による内分泌系など生理学の講義は、とてもプレミアムで価値があります。
この『生理学概要』では。。。
ホメオスタシス(恒常性)の維持とそのメカニズム
ホルモンと神経伝達の指令系統
ホルモンの種類とはたらき
受容体(レセプター)について
代謝の中心「肝臓」の仕事
血糖調節とそれに関わるホルモン
糖尿病について
脂肪細胞とアディポサイトカイン などを学びます。
最後に『生化学エッセンス』。講師は協会顧問の宮?先生。
宮?先生は、一級検定だけを講師として担当、当協会の検定委員会の中心的な存在です。ファスティングマイスター検定(初級から一級)のテキストの執筆、制作の中心です。
この『生化学エッセンス』では、
糖質と脂質からATP(エネルギー)がつくられるプロセス
糖質と脂質からつくられるATPの数とその比較
断食(ファスティング)のメカニズム(糖新生、ケトン体合成)
を学ぶために、「解糖系」「クエン酸回路」「β酸化」「糖新生」「ケトン体合成」「ペントースリン酸回路」などの代謝経路を図を追っていくことで理解します。
要は、生命の正体がどこまで判明しているのか?をみんなで確認していく場でもあるのです。
さらに、田中裕規先生による『ファスティング理論』。
この講義は試験範囲ではありませんが、田中先生のファスティング事業における経験から培ったお話を聞けるという、イベント的ではありますがとても貴重な講義になります。
2か月後の6月に後期課程が開催。
そこまでの期間は、教材を使ってテスト勉強になります。