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マグネシウムの歴史

マグネシウムの歴史

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?マグネシウム
?MSM(メチルスルフォニルメタン)
?L-カルニチン

本日は、その中で最も多くの生体内代謝の補因子としてはたら【マグネシウム】の歴史を見ていきましょう。

マグネシウムという名称の由来は、古代ギリシアの地名『マグネシア』地方のようです(下図)。

マグネシウムの歴史

そこで採れる白マグネシウムと呼ばれる物質が、さまざまな病気の治療に
有効だったようで、この白マグネシウムの成分に現在のマグネシウム(Mg)
が含まれていたようです。

1755年に、スコットランドの化学者ジョゼフ・ブラック(1728~1799)が白マグネシウム(マグネシウムとカルシウム〈石灰〉の混合物)から、マグネシウムの分離に成功し、マグネシウムの発見者として歴史に名を残しました。

 ↓ ジョゼフ・ブラック

マグネシウムの歴史

その後、生理作用としては注目されず、1920年になってアメリカの生化学者のデニス血液中にマグネシウムが含まれていることを発見しました。

1931年にはアメリカの生化学者マッカラムが、ラットをマグネシウム欠乏にすると皮膚血管拡張、けいれんなど特異な欠乏症状が発生することを確認しました。

日本では1957年(昭和32年)、岡山大学(※当協会医療顧問の御川安仁医師の母校。偶然ですが、御川先生も研修医時代にマグネシウムに着目。臨床現場で活用してきました。その話は一級検定内の講義で紹介されています)の小林純名誉教授日本各地の河川の水質と疾患との関係を調査。

水が酸性の地域(東北、北陸、南九州)は脳卒中の死亡率が高く、
アルカリ性の地域(関西地方など)は脳卒中死亡率が低い
ことを発見しました。

水の酸性度は河川に含まれる硫酸や硝酸の量に関係し、アルカリ度(硬度)は河川に含まれるマグネシウムやカルシウムの量にほぼ比例します。

この報告は国際的にも大きな反響を呼び、欧米諸国を中心に水の硬度と循環器疾患の関係についてさらに調査され、多くの施設で、硬水の摂取が循環器疾患の発生を【抑制】するという調査結果が出たそうです。研究が深まるにつれ、循環器疾患の及ぼす作用の主役は、マグネシウムであると集約されていったとのことです。

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