敵は自分の中にある自我

敵は自分の中にある自我

協会の主宰者である阿部貢三主監がよく言われることに、
『敵は自分だからな』
があります。

今年春に、阿部主監の言葉のエッセンスをさらにシンプルに
した作品として『日々TERAGOYA』という日めくりカレンダー
を制作、リリースしましたが、15日のページが以下になります。

敵は自分の中にある自我

『敵は、己の中にある自我(くせ)』
自我にあえて【クセ】という振り仮名を付けております。
【クセ】というのは無意識に出てくるものです。

だからそれをやっている本人には、悪気なんてない。

それくらい努力することなく、ナチュラルに行えるのがクセ
というものだと思います。

当協会blogを担当している私自身(当協会顧問・宮?)も、人一倍
人を嫌にさせる自動的な思考、そしてそこから生じる言動によって
周囲の人と必要以上に摩擦を生じさせ、多くの失敗をしてきました。
今でも、それは決して改善されていませんし、ふと気づくとそのような
【自我(くせ)】が、脳の中でグルグルと駆け巡っていることばかりです。

人は他人のことにはよく気づきますが(特に短所について)、
自分はそれほど見えていないものだと思います。

『自分(もしくは自分ら)はこれだけやってるのに、
           なんであいつ(あいつら)は・・・』

こんな感情が意外と、結果的に仕事をやりづらくしてしまう、
他人との余計な摩擦の原因になっているのかもしれません。

これは果たして、他人との関係が原因なのでしょうか?

これは果たして、他人にすべての原因があるのでしょうか?

  ※『他人の過失を見るなかれ。
   他人のしたこととしなかったことを見るな。
   ただ自分のしたこととしなかったことだけを見よ』
      (ブッダ 『真理のことば(ダンマパダ)』より 中村元訳)

  ※『うぬぼれた人はいつも物事や人々を見下している。
   もちろん、そうやって見下しているかぎり、
   自分の上にあるものは見えないのだ』
      (C.S.ルイス イギリスの作家)

よくよく見てみたら、自分と自分自身の間で【折り合い】がついてないのかもしれません。

自分が【自我(くせ)】に支配されてしまっている・・・。

【自我(くせ)】というのは、
  意識しなくても、自動的に無意識に発動します
  それをやるのに努力はいりません
  行っている瞬間は自分が悪いなんて感じません

阿部主監は、
『結局、自分自身が問題じゃないの?』
と我々に問いかけます。

※『日々TERAGOYA』のご購入及びお問い合わせは、当協会までご連絡ください

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