ミネラルファスティング?️で解決!薬に頼らず安全に痩せる断食方法

ミネラルファスティングで解決!薬に頼らず安全に痩せる断食方法

GLP-1のような薬で痩せられても、不健康や病気になっては
人生が台無しになってしまいます。
ここでは、体重減少効果が認められた論文のある安全かつ
健康的な断食の方法『ミネラルファスティング』を紹介します。

野菜の絵、ファスティングと食事

GLP-1ダイエットの落とし穴

「食事制限なし」、「激しい運動をしなくても痩せることができる」
という誇大広告で2023年に注目を浴び、人気のある通称GLP-1ダイエット。
もともとは、糖尿病の治療薬として登場したGLP-1受容体作動薬が痩せ薬
として応用されているのですが、腸閉塞や膵炎、胆嚢炎、胆管炎など命に
かかわる副作用があるのはご存知でしょうか。

たとえ、命にかかわる副作用の問題がなく痩せられたとしても、肥満の原因
として挙げられる「生活習慣」を改めずして薬に頼っては、他の生活習慣病に
悩まされる可能性は否めないでしょう。つまり、肥満の原因そのものに直面
しなければ、結局は肥満以外の病気になって苦しむことになりかねないと
いうことです。これが、まさにGLP-1ダイエットの落とし穴なのです。

では、薬に頼らないで安全に痩せるためには、どうしたらいいのでしょうか?

薬に頼らないで痩せる方法のひとつとして、心の治療の分野でも実践された歴史のあるファスティング(断食)

薬に頼らないダイエット法

薬に頼らないで痩せる方法のひとつとして、心の治療の分野でも実践された
歴史のあるファスティング(断食)が世間に認知されるようになってきました。
ですが、不適切なやり方でファスティング(断食)を行うと、辛い症状に苦しむ
可能性があります。

例えば、断食期間中に水だけしか摂取しない方法でファスティングを行うと、
体内で利用できる糖が足りなくなった際に代替エネルギー源として脂肪酸から
つくられる「ケトン体」と呼ばれる酸性物質の影響よって誘発される疲労感、
吐き気、頭痛などの症状に耐えなければならないかもしれません。それだけでなく、
20時間を越える飢餓時のエネルギー源として筋肉や内臓等をつくっているタンパク質
の分解まで行われてしまう可能性があります。さらに、断食中のエネルギー産生
のために必要なミネラルなどの栄養素が不足し、生命活動が維持できなくなって
しまう可能性があるため、危険です。

安全に痩せられるミネラルファスティング

そこで近年、注目を浴びているおすすめの断食法があります。それは、
杏林予防医学研究所の山田豊文所長が提唱している「ミネラルファスティング
と呼ばれるメソッドです。ミネラルファスティングとは、断食期間中に必要最小限
の糖分と代謝を助けるミネラル類、そして腸内環境を整える成分を含んだ独自の
発酵ドリンクを摂取しながら行われる断食メソッドです。

断食期間中にあえて必要最小限の糖分を摂取するようにすることで、深刻な
飢餓状態に陥るのを防ぎ、エネルギー源確保のために筋肉分解が行われない
ようにすることができます。また、食事をしないことによる代謝の低下を防ぎ、
エネルギーの産生と生命活動の維持を助ける「マグネシウム」と呼ばれるミネラル
の一種を積極的に摂取するようにするのがミネラルファスティングの特長です。
さらに、独自の発酵ドリンクによって腸内環境を整える成分も同時に摂取すること
により、自然治癒力(免疫)をサポートしながら断食を行うことができます。以上
の特長から、ミネラルファスティングは安全に痩せることができるメソッドである
と言えるでしょう。

体重減少の効果が論文発表されているミネラルファスティング

体重減少の効果が論文発表されているミネラルファスティング

安全に痩せることができるとされる「ミネラルファスティング」は理論上、
安全に痩せられるというだけでなく、「ミネラルファスティングには体重減少の
効果がある」ことが人による臨床実験により実証された論文があります。元京都大学
医学部教授で医学博士の白川太郎先生によって書かれたその論文の概要は、次の
通りです。

論文の題名『ミネラルファスティングにおける、KALA酵素およびマナ酵素摂取時
の体重減少の効果』
(先端医療と健康美容 2022 Vol.09 No.1に掲載)

《対象および方法》
1.対象者
10代から60代までの健常者でファスティングを希望する者*

*ただし、効果をもたらしうる医薬品を服用している者および他の方法による減量
を試みている者は除外する。

2.プログラム(実施したファスティングの方法)
プログラムは、8日間のファスティングとし、準備期間(身体がファスティングに
慣れるための期間)2日間、断食期間3日間、回復期間3日間とした。プログラム
期間中は毎日、体重を測定し、体重の変化を比較した。対象者が各期間中に摂取
した飲食物は、分子整合医学美容食育協会によって提唱されている下記の内容通り
である。

【準備期間】
・下記の「マゴハヤサシイワ」を中心とした和食
マ:豆類、納豆、豆腐、味噌、大豆など
ゴ:ゴマ、ナッツなどの種子類
ハ:発酵食品
ヤ:野菜類
サ:魚(特に小型の青背魚類)
シ:椎茸などのキノコ類
イ:イモ類
ワ:わかめ、昆布などの海藻類
・肝機能をサポートする野菜類
・良質の水を1日1.5~2リットル(目標)
・亜麻仁油を1日大さじ1杯
・植物性乳酸菌を多く含んだ発酵食品(漬物や納豆など)

【断食期間】
・ミネラルファスティング独自の発酵ドリンク「KALA酵素」または「マナ酵素」
(朝起きてから夜寝るまでの時間に1日数回に分けて)
・水またはノンカフェインのハーブティーを1日に2リットル程度(目安)

【回復期間】
・重湯など、消化に負担をかけないもの

【ファスティング期間の制限事項】
・カフェイン飲料を飲まないこと。
・市販されている果汁100%ジュース、野菜ジュース、清涼飲料水も飲まないこと。
・お酒、タバコなどの嗜好品も控えること。
・アメをなめたり、ガムを噛まないこと。
・激しい運動はなるべく避けること。
・熱いお風呂やサウナに長時間入るのも避けること。
・眠気がくることがあるので車の運転を避けること。
・投薬している方は、主治医の確認をすること。

《結果》
1.参加者の背景(平均値±標準偏差)
1)発酵ドリンク「KALA酵素」を使用した100人
・性別:男女
・年齢:10~60代(平均34.6±9.21歳)
・身長:150~187cm(平均162.4±7.6cm)
・体重:47.8~66.4kg(平均57.1±9.3kg)

2)発酵ドリンク「マナ酵素」を使用した100人
・性別:男女
・年齢:10~60代(平均36.7±10.8歳)
・身長:146~182cm(平均163.2±8.4cm)
・体重:48.1~71.5kg(平均59.8±11.7kg)

3)両群で、年齢および体型に差はない。

2.体重の変化
1)発酵ドリンク「KALA酵素」を使用した100人
準備期間1日目と回復期間3日目の体重を比較して、体重差が平均2.3±1.2kgと
有意な減少(ファスティング前後で1.1~3.5kg減)が見られた。

2)発酵ドリンク「マナ酵素」を使用した100人
準備期間1日目と回復期間3日目の体重を比較して、体重差が平均2.8±1.4kgと
有意な減少(ファスティング前後で1.4~4.2kg減)が見られた。

《まとめ》
ファスティング期間中に「KALA酵素」または「マナ酵素」を毎日摂取した場合、
どちらも体重が減少することが確認された。

ミネラルファスティングによる体重減少の効果の考察

ミネラルファスティングによる体重減少の効果の考察

この論文内で医学博士の白川太郎先生は、ミネラルファスティングで用いる
独自の発酵ドリンクについて、次のように述べています。

「試験品(独自の発酵ドリンク)はマグネシウム、MSM(メチルスルフォニル
メタン)、L-カルニチンを基本成分としている。ファスティングでは、食物を
摂取しないことで、代謝エネルギー源としてケトン体を消費するが、このケトン体
生成には、L-カルニチンが重要な役割を果たしている。また、L-カルニチンは、
連続摂取によって、脂肪代謝に影響を及ぼし、内臓脂肪の蓄積や脂質代謝異常を
抑制・改善することが報告されている。生成されるケトン体については、βヒドロキシ酪酸(ケトン体の一種)を増加させるため、脳波にα波が増大され、リラックス効果
や影響があると報告されている。マグネシウムは体内の700~800種類の酵素系が
正常に機能するために不可欠で、数多くの症状や健康状態に関与している。マグネシウムは、エネルギー代謝において、神経や筋などの興奮性細胞の活動、細胞内シグナル伝達においても重要な役割を果たし、たんぱく質、脂質、アスコルビン酸(ビタミンC)などの栄養素の代謝にも影響を及ぼしている。MSMは有機イオウ化合物であり、
イオウは肌、髪、爪、骨などの形成や解毒作用があると言われている。今回の試験では、これらの基本成分が効果的に作用して、体の状態を改善させながら体重減少を
促進したと考えられる。」

つまり、独自の発酵ドリンク「KALA酵素」および「マナ酵素」内に含まれるマグネシウム、MSM、L-カルニチンのおかげで、辛い断食による減量ではなく、心身をケアしながら減量できるというのがミネラルファスティングの良さであると言えるでしょう。

また、白川太郎先生は、次のようにも述べています。

「KALA酵素には、シリカエキスと酵母エキス(システインペプチド含有)が含まれるが、シリカ(ケイ素)は、コラーゲンの生成と骨芽細胞の分化を促進する作用があり、システインペプチドは、抗酸化作用をもち、肌の改善にも影響があるため、マナ酵素よりも体の状態を改善させているのではないかと考えられた。」

不適切なダイエット法によって、肌が荒れた感じになっては元も子もないわけですから、減量と肌の対策を同時にできる方法があるのは、綺麗に痩せたい人にとって朗報ですよね。

ミネラルファスティングで生活習慣を整える女性の画像

痩せた後に取り組むべきこと

ミネラルファスティングで安全に痩せることができても、その後の生活習慣に問題があると、リバウンドしたり、病気になってしまったりする可能性は否めません。ですので、痩せる前の生活習慣から脱却し、痩せた後に取り組むべき生活習慣に関する知識の習得と実践は必須と言えるでしょう。

分子整合医学美容食育協会では、安全に痩せられるミネラルファスティングだけでなく、肥満の原因として挙げられる生活習慣の改善に欠かせない「食育」についても学ぶことができます。

文責:
分子整合医学美容食育協会
医療顧問 野口 勇人(総合内科医)

著書『免疫を高める食事』

https://www.amazon.co.jp/dp/4862515118/ref=sr_1_1?__mk_ja_JP

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