6月19日~20日東京本校におきまして、
【22期】プロフェッショナル・ファスティングマイスター検定(一級検定)
の後期課程が開催されました。
今期は6名のファスティングマイスターが試験にチャレンジされました。
まず初日は筆記試験(細胞・生理学・生化学)、作文試験からスタートです。
その後昼食をはさんで、最後のスピーチ試験になります。
プロフェッショナル・ファスティングマイスター検定は、筆記試験、作文、
スピーチのトータル得点が7割を超えることが合格の条件になります。
試験終了後のカリキュラムは、リラックスしてセミナーを楽しんでいただく
時間となります。
前期課程で細胞、生理学、生化学の重要キーワードをマスターした人だからこそ、ここからのセミナーは楽しいものとなるのです。
まずは前期課程で生化学を担当した当協会顧問・宮?先生による
『電子伝達系と酸化的リン酸化』の講義。
生命に欠かせないATPエネルギーが、ミトコンドリアの中でどのようなプロセスを経て合成されるのかを学びます。
そして初日のメイン講義は、当協会特別顧問の山田豊文先生による講義です。
山田豊文先生は当協会が普及に努めている【ミネラルファスティング】の創設者で、
発酵ドリンクを使用したファスティングメソッドを最初に提唱、実践された方です。
現在は【細胞環境デザイン学】を主宰し、医師や歯科医師など多数の受講実績を残している先生です。
この日の講義は、特に油の問題。
マーガリンやパンに菓子パンなどに含まれるトランス脂肪酸が
いかに妊婦や胎児に悪影響を及ぼすのか?
奇形・自閉症など障がい者出生率の、急激な上昇を示すグラフなどを紹介しながら熱弁されました。
ちなみにアメリカでは、トランス脂肪酸の食品への使用はすでに廃止されている油なのです。
成分表示にあるショートニングなどもトランス脂肪酸です。
講義終了後は、お弁当でもお世話になっています明治時代創業の亀戸・升本にて懇親会が開かれました。
2日目は、当協会医療顧問の登場です。
午前中の講義は、歯科医師で整体師でもある田中利尚先生の講義です。
田中利尚先生は西麻布でケテル齒科醫院の院長をされています。
栄養学や生理学的なことは知識を持っているマイスターも多いですが、
口内環境が身体に及ぼす影響はなかなか勉強する機会も少ないため、
皆さま興味深く聴かれる方が多く、毎回大好評な講義です。
昼食をはさんで、午後は医師で医学博士でもある御川安仁先生の講義です。
御川安仁先生は当協会の医療顧問に最初に就任された先生で、
四谷でナチュラルアートクリニック院長をされています。
分子整合栄養医学専門医の資格も持ち、栄養療法におきましてはその臨床実績も我が国有数の先生です。
医師免許取得後は長く救命救急医として仕事をされてきており、その際の医療現場でのエピソードも紹介されとても内容の充実した講義です。
御川安仁先生の講義も、いつも大変好評です。
最後は、阿部ひとみ代表理事のスピーチ。
一級検定に挑戦された皆さまに、ねぎらいの言葉をかけられました。
その後、記念撮影で終了となりました。
22期プロフェッショナル・ファスティングマイスター検定の合格者は
あらためてblog上で発表させていただきます。
受講された22期のみなさま、2ヶ月間おつかれさまでした!